筋肉の分類~ただ鍛えているだけでは勿体ない~

筋トレブーム・健康ブームになっている日本では、ジム通いしている方が多いです。ジム以外でもウォーキングやランニングをしたり、家でストレッチをしたり…と、健康志向の方が増えています。「健康寿命を伸ばしましょう!」などというフレーズも新聞やテレビでも目にする機会が増えています。

そこで、筋肉の分類について詳しく説明していきます。ただ鍛えているだけでは勿体ない!体内の仕組みもイメージしながら、鍛えてみませんか?

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そもそも筋肉ってなあに?

筋肉は細胞がたくさん集まって構成されたものです。この細胞を「筋繊維」と呼びます。筋繊維は、ひとつひとつがとても大きい細胞である。さらに、筋繊維の中は、微細な繊維が束になって構成されている「筋原線維」がある。この、筋原線維には、筋肉を収縮するためのしくみが備わっている。

筋肉の模様には2種類ある(筋繊維)

筋肉には、模様があるものと模様がないものの2種類があります。この模様になっているものが「筋繊維」と言います。

では、模様がある筋肉と模様がない筋肉の種類とは?

①細かい縞模様(しまもよう)の筋肉

細かい縞模様(しまもよう)になっているのが「横紋筋(おうもんきん)」と言います。横紋筋は主に骨に付いているため、骨の周りの筋肉(身体や心臓が)動くと一緒に動きます。

②縞模様(しまもよう)が無い筋肉

縞模様(しまもよう)がない筋肉を「平滑筋(へいかつきん)」と言います。平滑筋は、内臓や血管の壁に存在しています。そのため、内臓や血液の働きの維持をしています。

各筋の役割(分類)

さて、筋肉には縞模様(しまもよう)があるものと、縞模様(しまもよう)がないものがあることは分かりました。そこで、もっと詳しく筋肉の役割(分類)について説明していきます。

①骨格筋(こっかくきん)・ジムで意識的に鍛えられる筋肉

ジムで鍛えられる筋肉は「骨格筋(こっかくきん)」という筋肉です。この筋肉は主に骨に付いているため、私たちが腕を動かそうと思って動かすと、筋肉も自動的に動きます。「最近お腹がたるんできたなー」と思って、お腹の運動(腹筋運動)をすると、筋肉も自動的に動きます。「もっときつい運動をしたい!」と思っている方は、そこに重りを持ったり付けたりして、負荷をかけてトレーニングをしているわけです。ちなみに骨格筋は、主に骨に付いているため縞模様(しまもよう)はあります。

②心筋(しんきん)・ジムでは意識的には鍛えられない筋肉

心臓の壁を構成する筋肉のことを「心筋(しんきん)」と呼びます。心臓だけで使われている筋肉なのです。私たちが「ジムで心臓を鍛えよう!」と思っても、心臓で重りを持つことも出来ません。意識的には鍛えられないのです。働きとしては、拡張して(広げて)・収縮する(縮める)この2つです。

全身を流れて、心臓に戻ってきた血液を心臓へ入れてあげるため、心臓を「広げる」。そして、また全身に血液を送り出すために縮める。この繰り返しです。イメージとしては、血液を送り出すポンプの役割をしています。心臓の大きさは握りこぶし1つくらいで左胸のあたりを触ってみると、心臓が動いているのが分かります。

③平滑筋(へいかつきん)・ジムで鍛えられない筋肉

平滑筋は、血管・膀胱・子宮・消化管(胃・小腸・大腸)・毛の根本・眼球のなかなどの壁に付いている筋肉です。これらは、消化物を運んでくれる役割をしていたり、眼球で説明すると遠近の物体にピントを合わせる大切な筋肉なのです。

意識的に動かせない筋肉とは?

筋肉のなかには、意識をして動かせる筋肉「随意筋」と、意識的に動かせない筋肉「不随意筋」の2つに分かれます。

随意筋(意識的に動かせる筋肉)は「骨格筋」のみです。骨格筋とは骨に付いている筋肉のことです。

不随意筋(意識的に動かせない筋肉)は「心筋・平滑筋」の2つです。心筋は、心臓を構成しているもの。平滑筋は、内臓の壁に付いているものです。

まとめ

人間の身体は奥が深いです。ただ鍛えているだけでは勿体ない!筋肉の事や、骨のことなど、身体のなかの仕組みを意識しながらトレーニングすることで効果も上がります!効率の良い鍛え方をしましょう!

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